離乳食完了期が近づいている
ママたち!!
離乳食卒業
おめでとうございます!

数か月のストック作りから
開放される…!
離乳食を卒業したら
なんでも食べさせられる〜!
と、思っているママ。
離乳食を卒業して
なんでも食べるようには
なりません!

例えば
硬い豆は5歳児まで
食べさせない方が良い
と知っていますか?
味覚は3歳までに決まるので
味覚を育てる食事が必要だと
知っていますか?
実は私、
こんなこと何も知らなかったのです。
味付けは薄めならいいかな
程度の知識でした。
硬い豆を丸ごと与えて
窒息させていたかもしれません。
味覚が育たず
味覚障害を引き起こしていた
かもしれません。

離乳食が完了しても
幼児期は消化機能も味覚も骨も
すべてが未熟です。
これから6歳までの約5年間で
大人に近づいていきます。
その食事が幼児食です。
幼児食って大変そう…

でも安心してください。
このブログでは
時間のないワーママでもできる
簡単・時短・シンプルな
幼児食について
詳しくお伝えしています。
味付け工夫や栄養の摂り方など
コツを覚えて、子どもと一緒に
幼児食を楽しみましょう。

離乳食と幼児食の違い
離乳食は
母乳やミルクを「飲む」
⬇︎
固形物を「食べる」
へ移行していく食事です。
幼児食は
「必要なすべての栄養を摂取する」
食事です。
ですが、幼児食の役割は
それだけではありません。

幼児期の食体験が大人になっても影響大!
幼児期の食事には
こんな役割があります。
1.臓器をつくる
心臓、胃腸、膵臓、肝臓、腎臓等
生きていく為に
必要な臓器を作ります。
2.脳をつくる
細胞で脳そのものが作られ
食べることを通して
視覚や味覚等の五感を使います。
五感を使うことは脳への良い刺激
となり、脳を成長させます。
また
噛むことは脳を活性化させます。
よく噛む習慣をつけることで
脳の成長を促します。
3.味覚をつくる
味覚は3歳までに決まる
と言われています。
4.骨(歯を含む)をつくる
詳しくはこちらをご覧ください。

食事を通して
いろいろなことを学び
自立へと成長していきます。
1.食べる時のマナーが身につく
食べる前に“いただきます”、
食べた後に“ごちそうさま”
と言うことで挨拶の概念が
身につきます。
食材を
育てている人、売っている人、
料理を作ってくれた人、
食事には様々な人が関わっています。
その全てに感謝をすることが
マナーを身につける第一歩です。

2.自我が芽生える
幼児期は自我が芽生える時期です。
掴み食べはその最初の行動で
自分で食べたいという
自我の芽生です。
3.家族で食べる楽しさを知る(とても大事!)
家族が食卓を囲み向かい合って
食べることは、食事時間を楽しい
ものにしてくれます。
幼児期には
直接的に効果を感じることは
ないかもしれません。
しかし中学生・高校生と
親離れしていく過程では
子どもは様々な困難に直面します。
友達とうまくいかなかったり
授業についていけなくて悩んだり…

そんな日に
家に帰れば楽しい食事時間が待っている
と家が安心できる場所になるのです。
そうすると学校や社会に出てからも
精神的に強くいられます。
なぜなら
からです。

人は食事中
リラックスした状態になります。
普段は親に言いにくい
と思うことも
ポロッと話せることも…!
そんな効果が食事にはあります。
習慣は幼児期の頃からつけるのが
ベストです。
幼児食レシピ〜野菜のおあげさん巻き

では具体的にどんな食事を
したら良いのか?
ということで今回は
“食べる楽しさと顎の発達”
をポイントにしたレシピを
ご紹介します。
《材料》

・油揚げ 3枚
・アスパラ 3本
・にんじん ⅓本
・醤油 大さじ1弱
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・だし汁 120ml
《作り方》
1.油揚げは湯抜きして、端を切って開く
2.にんじんは細切り
アスパラは4等分に切る
3.鍋でお湯を沸騰させ
切った野菜を入れる
4.3分ゆがく
5.取り出した野菜は水気をきる
6.1の上に
にんじんとアスパラを置いて包む

7.包み終わりを爪楊枝で止めておく
8.鍋に砂糖、醤油、酒、だし汁を
入れて煮立たせる

9.8に7を入れて蓋をし2分加熱
ひっくり返して1分加熱(中弱火)
10.お皿に出汁も含めて置いて冷ます

11.冷えたら4等分に切る
いろんな食感があると
噛むことを楽しく感じます。
よく噛むことは
顎の成長につながります。
離乳食は全体的に柔らかく煮て
ひとくちサイズに切ります。
一方で幼児食は
さまざまな食感を知り
食べ物を前歯で噛み切ることも
学べるようになります。

にんじんは柔らかめ
アスパラは少し歯応えを残し
油揚げは柔らかいですが
前歯で噛み切る必要があります。
噛むことは幼児期に大切なこと。
その力を育てるメニューです。
まとめ
幼児期の食事は体の成長だけでなく
心の成長にも大きく関わります。
食にはそんな深い意味が
あることを念頭に
栄養バランスのとれた
楽しい食事を習慣化しましょう。
でも離乳食の終わりが見えてきて
一段落したいところ。
幼児食期は離乳食期と違い
少し期間が長いです。

続けるためには
時短簡単が必須条件!
このブログでは
レシピや栄養のお話など
公開しています。
一緒に楽しく幼児食期を過ごしていきましょう。
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