「旬な食材が良いって言うけど、通年見かける食材も多いし、ちゃんと美味しいよ?」
というママ友の言葉をきっかけに、この記事を書いています。
旬な食材が良いと言われるのは理由があるんです。
さらには幼児期(1歳半から6歳)の子どもは体も脳も心も急成長期。
この時期に旬な食材が活躍します。

春の代表的な食材は「たけのこ」!
この記事では
✔︎旬な食材が良い理由
✔︎春の旬食材 たけのこのこと
✔︎時短で保存可能な幼児食レシピ
をご紹介します。
この記事を読み終わる頃には、きっと「今夜はたけのこ炊き込みごはんにしよ」と思っちゃうはず…。
春が旬!たけのこの栄養〜幼児食に適する理由
「たけのこってどんな栄養があるの?」
「なんで幼児食にいいの?」
体に入った不要物を排出する働きがあります。
内臓が未熟な幼児期。
体の中に入ったもので、体に不要なものを排出する力も未熟です。
食事にたけのこを取り入れて、毒を外へ出しやすい体づくりをしていきましょう。
たけのこの栄養素
・食物繊維
たけのこには食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は2種類あります。
水溶性食物繊維
…善玉菌を元気にし活発化させる
不溶性食物繊維
…水分を吸収して膨らみ便の量を増やす
食物繊維が腸を刺激し、ぜんどう運動を活発化します。
そうすることで便通を良くします。

たけのこに含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維です。
大腸は体内の不要物を体外に出す働きをします。
大腸の調子を整えることは体の調子を整えることに直結しています。
・カリウム
たけのこにはカリウムも多く含まれます。
カリウムは体内の余分な塩分を排出してくれる働きがあります。
塩分は人にとって必要な栄養素ですが
摂りすぎると高血圧を始めとした生活習慣病のもとになります。
生活習慣病は幼児期でもなります。
カリウムは余分な塩分を排出してくれるので、とても大切な栄養です。

日本は、醤油や味噌などの“体に良いけど塩分が多いもの”が多いのでカリウムの存在は特に大切!
子どもに食べさせたい!旬な食材の嬉しい効果
旬なものは美味しいだけではありません。
旬なものを食べると嬉しい効果は主に2つ。
✔︎季節ごとに体に必要な作用が期待できる
✔︎食から季節を感じる食育が出来る
詳しく説明します。
季節ごとに体に必要な作用が期待できる
例えば、夏に旬を迎えるトマトやきゅうり。
カリウムを豊富に含み、体の熱を冷ます効果があります。
冬に旬を迎える里芋やごぼう。
ビタミンCやビタミンEなどの血行を良くする栄養素が多く含まれ、体を温める効果があります。
たけのこは春の食材。
寒い冬は一般的に運動不足になりやすく汗をかく機会も減ることから、体内に老廃物が溜まりやすいと言われています。
春はそんな鈍っていた体が目覚める季節。
春の旬食材には体内の毒を排出する作用が含まれるものが多いです。
たけのこもそのひとつです。
食育になる〜幼児期に食育が推奨される理由
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。
農林水産省ホームページ
つまりは
幼児期の食育は将来の生きる力を身につけること
につながります。
旬な食材を食べることにより
「日本には四季があること」
「季節により同じ食べ物でも栄養価や味、価格が違うこと」
などを知り、将来ひとりで食を選ぶ時の基礎知識となります。
また
「逆に季節問わず出回っている食材は何か」
「なぜ旬では無い時期に収穫できるのか」
など生産・流通への学びが広がります。
食から季節を感じることは食育になり、“健全な食生活の実現”への道でもあるのです。
レシピ〜たけのこの炊き込みごはん
とは言っても調理に手間がかかったり、幼児に食べさせにくいものだと困るのが子育てワーママです。
今回はたけのこを使った時短簡単+保存可能な一品をご紹介します。
※ストウブ 鍋を使います
鉄にホーロー加工されたフランス製の鍋。
丈夫で長持ち。
保温性が高く煮込み料理に適します。
アルミ鍋でも作ってみましたが
アルミ鍋よりホーロー鍋の方が断然美味しく、おこげがあるうえにふんわりとできあがりました。
《材料》大人2人+幼児1人
・米 2合
・たけのこ水煮 150g
・にんじん 1/3本
・えのき 50g程度
・油揚げ 1枚
・砂糖(てんさい糖) 小さじ1
・醤油 大さじ1と1/2
・酒 大さじ1と1/2
・だし汁 350ml
《作り方》
1.お米は洗って数十分おいて水を切る

2.その間に食材をお好みの大きさに切る

3.砂糖、醤油、酒、だし汁を混ぜておく
4.鍋に1を入れて、食材を乗せる

5.3を回し入れる
6.強火で加熱→沸騰したら弱火20分→火を止めて5分蓋をしたまま蒸らす
おしまい!

冷凍保存OK!忙しい朝は炊き込みおむすびで時短&栄養満点朝食
わが家では多めに作っておむすびにします。
1.お好みの量をラップで包む
2.おむすびにする(平たいおむすびにする)
3.冷凍庫へ
※冷蔵庫だと固くなりやすいので、冷凍がおすすめ
寝坊してしまった朝、子どもがなかなか起きなくて出発時間ギリギリになってしまいそうな朝…
いろんな朝がありますよね。
そんな時レンチンですぐ食べられるおむすび。
炊き込みご飯にしてぜひ食べてみてくださいね!

おむすびひとつで、いろいろな栄養を摂ることができます♪
まとめ
幼児食には旬な食材を意識して取り入れると、より健康な体で成長を促すことができます。
春に旬を迎えるたけのこ。
ぜひ食べてみてください。
ちなみに今回使ったストウブ鍋。
「忙しいから時短大事!でも子どもには栄養あるものを食べさせたい!」
と葛藤する私には必要不可欠なものでした。
正直、買うときは「鍋に2万は高すぎる…」と思っていました。
でも買ってみると大活躍。
週末にストウブ鍋で炊き込みごはんや煮物などを作り置きしておいて、平日は超簡単な調理で済ませています。
他にも…
ストウブ鍋で作れる重ね煮も平日の時短に活躍します。

丈夫なので、買い直す必要なし。
一生使えます!
✔︎旬な食材は体に良いことづくし
✔︎冷凍保存で忙しい朝を楽に乗り切る
✔︎炊飯器より鍋が時短!炊き込みごはん
コメント