離乳食期…×
1歳半〜…○
※ただし塩分に注意が必要
体に良いとされる発酵食品。
味噌、納豆、ヨーグルト等が挙げられます。
乳幼児期とされる0歳〜6歳までは、内臓が発達途中であるため未熟です。そのため内臓を育てると共に、元気に正しく働く様にすることが必要です。
内臓の中でも腸は食との関係が強く、影響を受けやすい臓器でもあります。
腸にはこんな役割があります。
(一例です)
・栄養を消化吸収する
・免疫力を高める
・幸せホルモンのセロトニンが作られる
腸内環境が乱れると腸本来の働きが鈍くなり、うまく役割を果たせなくなってしまいます。
そこで発酵食品の出番。
発酵食品にはこんな役割があります。
・免疫細胞を活性化させる
発酵食品は最初に挙げた味噌のように日本人には手軽にとれるものがたくさんあります。
今回おすすめしたいのが“ぬか漬け”です。

塩分を考慮した幼児期向けのぬか漬けレシピをご紹介します!ぜひ読み進めてくださいね。
なぜ子供にぬか漬けを食べさせるのか〜食べたら分かる3つの効果
ぬか…玄米の皮
栄養が豊富
玄米にはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
ぬかは玄米の皮なので玄米の栄養がそのまま含まれています。ぬか漬けはぬかの栄養を漬けた野菜が吸収するので、栄養豊富となるわけです。
ぬか漬けは消化に良いので消化器が未熟な幼児期にもおすすめです。
乳酸菌が豊富
ぬか漬けは乳酸菌が発酵してできています。
乳酸菌には整腸作用があります。
免疫力を高める
腸の調子が良くなると免疫力が高まります。
免疫力を高める方法は以前の記事でご説明しています。
子供向け〜材料たったの3つ!ぬか床の作り方
《分量》
・ぬか(玄米の皮100%) 100g
・湯冷まし水 100ml
・塩 10g
お試し用の分量です。
幼児も一緒に食べることを前提に塩は少なめです。
初めて作る方むけに全体量も少量で表記しています。この量で大根1cm分くらいが漬けられます。
量を増やす時は、この分量の割合を参考にされて下さい。
大根・かぶ・ナス・キュウリ・キャベツ・山芋・昆布など
子供にぬか漬けを食べさせるのに、一番気になる点は塩分かと思います。
食べる時はお野菜からしっかりぬかを洗い流す様にして下さい。
お野菜の切り方がコツ!ぬか漬けの漬け方
切ったお野菜全体がぬかの中にしっかり隠れる様に入れます。
・大根 1cm幅
・キュウリ 縦半分
・ナス 縦半分

容器が大きい場合は、お野菜まるごと入れるのも良いです。
ただ、切り口が多い方がぬかの成分がお野菜に入りやすいので、いろいろ試して自分に合ったベストな切り方を探してみて下さい♪。
腐らせない!ぬか床の手入れ方法
・1日2回、よくかき混ぜる
・冷暗所で保管
・夏場は冷蔵庫保管
・減ってきたらぬかと塩を足していく

私は朝お野菜を漬けて、お夕飯前に出して食べています。浅漬けですがアッサリしていて食べやすいです。
無添加ぬか床の選び方
あらかじめ、ぬかと塩が配合されて販売されている物が多くあります。また調味料が入っている場合もあります。
これらのぬか床を使えば一晩漬けるだけでしっかりと味がつきます。ただ塩分調整をしたい方や食品添加物を避けたい方は、玄米100%のぬか床を準備するのが良いと思います。
最初は浅漬けであまり味を感じないかもしれませんが、徐々にいろいろな食材を入れてみて、ぬか床をオリジナルで作っていくと味に深みが増します。
自分のぬか床レシピが出来ると良いですね。
昆布・かつお節・唐辛子など
※唐辛子は刺激物ですが、ぬか床に入れると防腐効果があります。
ぬか漬けを取り出す時に洗い流される為、幼児が食べる場合も問題ありません。
ぜひお試し下さい。
自分でぬか漬けを作るハードルは高い…!という方へ
毎日のお手入れできるかな…
と不安に思っている方は、こちらをおすすめします。
原材料は
ぬか(和歌山)、赤穂の塩(兵庫)、昆布(北海道)、しょうが(高知県)、渋柿の皮(和歌山)、唐辛子(和歌山)、きなこ(佐賀)、珍皮(和歌山、大阪、徳島)※沢庵に使用した大根(和歌山)
塩は入っているものの食品添加物は入っていません。
イチからぬか漬けを作ることが難しそうと思う方はぜひお試しください。
まとめ
✔︎塩分と食品添加物に注意
✔︎ぬか漬けは腸の調子を整える
✔︎自分のぬか床レシピを作ろう
コメント
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