子どものうんち、もう3日以上出ていない!
子どもの便秘解消に結局何を食べさせたらいいの?
便秘だけどまだ小さい子どもだからあまり薬に頼りたくない…
ということ、ありませんか。
乳幼児期は便秘になりやすい時期。
胃腸が未発達な為に腸内環境が崩れやすい時期です。
今回は便秘に効く食べ物をご紹介します。
お手軽で効き目があって子どもが食べられる食べ物…
ズバリ味噌汁です。

便秘解消に良い具材もご紹介しますので、参考にされてくださいね!
幼児期の子どもの便秘はどんなもの?
何日排便がなかったら便秘?
5日以上排便がなければ確実に便秘と言えます。
ただ、毎日排便があっても全部出せていない感じで苦しさが残る場合は便秘です。
2〜3日排便がなくても普段からそのペースで本人も苦しさがなければ便秘ではないと思って大丈夫です。
見た目で分かる便秘のチェックポイント
✔︎小さいコロコロ便の時
✔︎柔らかい便だけど少量
✔︎少量の便が1日に何回も出る
子どもは腸に便が溜まりすぎると少しずつ漏れ出ている状態で排便されます。
その目印がこのようなポイントです。
日本人の体質に合う味噌汁の効果
便秘解消に役立つ食べ物はたくさんあります。
そのなかから自分の体質に合った食べ物を選ぶことが必要。
幼児期の子どもに良いのは味噌汁。
便秘に悩む人が多い一方で、胃腸が弱い日本人の体質に合っているからです。
日本人の便秘に効果を発揮する!その理由は…
発酵食品であること
善玉菌を増やすことが腸の調子を整えることです。
発酵食品は整腸作用があります。
乳酸菌や酵母菌などのたくさんの菌があり、それらは腸の中の善玉菌を増やす役割を果たします。
また熱によって死んでしまう菌も、それ自体が腸内にある善玉菌の栄養になって、結果として善玉菌を元気にするのに役立ちます。
発酵食品を摂ることで腸内の善玉菌を増やしたり活発にしたりして、調子を整えてくれます。
水分が取れること
便秘になる要因のひとつに水分不足が挙げられます。
便はあるのに水分が足りない場合、便が硬くなってしまい排便しづらい状態になるからです。
普段から水分を多めに摂ることが大切です。
お味噌汁は一緒に水分を摂ることになるので、便の水分不足を解消してくれます。
温かいこと
便秘解消法として冷たい飲み物でお腹を刺激して便を出すというものがありますが、これは幼児期の子どもには避けたい方法です。
なぜならまだ発達途中の内臓に対し、刺激が強いからです。
逆に温かい食べ物を取り入れて、便を柔らかくして出しやすくする方法が子どもには効果的です。

牛乳を飲む時も温めた方が良いです。
具材をたくさん入れられること
便秘解消に効くお味噌に加え、腸内環境を整える食材を一緒に摂ることで、便秘解消に一歩近づきます。
食材はこの後を参考にされてください。
幼児期の子どもへ味噌汁を与える時に一番注意すべき点は塩分です。
味噌には塩分が入っているので、ただたくさん食べたら良いというものではありません。
味噌は大人の半量くらいが良いです。
●1日の食塩の摂取量目安●
1歳〜2歳…3.0〜3.5g 未満
3歳〜5歳…4.0〜4.5g 未満
大人…6.5〜7.5g 未満
(厚生労働省 日本人の食事摂取基準2,020年版)
1日の食塩摂取量を目安にお味噌の量を調整します。

あくまで目安です。
普段の大人の味付けが濃いめだなと思う方は、味噌を少なめ、代わりにだしをしっかり摂るなど工夫すると良いですよ!
季節別!便秘に効く味噌汁の具4選
便秘改善には食物繊維を摂ることが大切。
食物繊維がたっぷり摂れる食材のご紹介です。
春:たけのこ
たけのこの食物繊維は水に溶けない不溶性食物繊維です。
水分を吸収して膨らみ便の量を増やします。
それが腸を刺激し、ぜんどう運動を活発化します。
そうすることで便通を良くします。
またカリウムを豊富に含みます。
カリウムは余分な塩分を体の外へ排出する働きがあります。
塩分が多くなりがちな味噌汁に最適です。
夏:オクラ
オクラは水に溶ける水溶性食物繊維。
これは腸内環境を保つうえで大切な善玉菌のエサになる食物繊維です。
腸に届くことで善玉菌を元気にし、増やし、活発化させることで整腸作用が働きます。
秋:かぼちゃ
かぼちゃは水に溶ける水溶性食物繊維が豊富です。
かぼちゃもカリウムを豊富に含みます。
冬:ごぼう
ごぼうは、水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も両方を持ち合わせています。
これは最強なお野菜です。
便の量を増やして善玉菌も活発にする為、便秘解消にピッタリです。
水に溶けない方の不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らみ、便の量を増やして外に出すことで便秘解消に良いとされています。
ただ“便の量はしっかりあるけど硬くなって出てこられない状態”の時は摂りすぎ注意です。
すでにいっぱいいっぱいになった腸内で便の量ばかりが増えると苦しくなってしまいます。

便を柔らかくする役割の水溶性食物繊維と合わせてバランスよく摂取することが必須です!
味噌玉作って時短簡単 毎日味噌汁
ワーママは味噌汁ひとつ作るのも大変なんだよ!
というママさん。
味噌玉を作っておくと時短になります。
週末に少しだけ時間をとって作っておくと…
平日に味噌汁を作る時は
鍋に水と切った具材を入れて火を通すだけ!
だし不要!
味噌をとく工程不要!
です。
ぜひお試しください。
作り方はこちらです。
食事以外にもある!便秘解消法
食事以外にも日常生活でできることがあります。
特に幼児期の子どもには今の便秘解消+便秘になりにくい体づくりを目指しましょう。
生活リズムを整える
毎日排便のタイミングを決めると便秘になりにくくなります。
毎日同じ時間にトイレへ行く習慣をつけることで、脳へ「今、排便する時間だよ!」と指令が行くようになり、自然と便意をもよおす習慣がつきます。
そうすると毎日排便できるようになり便秘解消につながります。
しかし幼児期の子どもの場合「毎日同じ時間にトイレへ行きなさい」と言っても難しいですよね。
そこでまずは排便時間だけではなく、生活全体のリズムを整えます。
✔︎朝早く起きる
✔︎食事は3食同じくらいの時間に摂る
✔︎しっかり睡眠をとる
こうすることで生活リズムが一定化し、そのなかに排便が組み込みやすくなります。
本当です。
と言っても実際は、いつも同じ時間に排便する習慣があればそれが昼でも夕方でも良いです。
ただ将来的に考えると断然、朝の方が良いです。
学校が始まると休憩時間も少なく、いつでもゆっくりトイレに行けるとは限りません。
授業中に行きたくなって我慢してしまい排便のタイミングを逃すと、それこそ便秘の原因になります。
やっぱり朝行く習慣が一番良いです。
運動をする
運動と言っても軽く走る、歩くだけでも効果があります。
足を動かすと腸が刺激され、運動をすることで腸の血行が良くなります。
腸が活発に動くことが排便を促すので、便秘解消に繋がります。

幼児期には公園で走り回って遊ぶことが便秘解消に役立つことになります♪
まとめ
✔︎便秘解消には味噌汁
✔︎塩分注意
✔︎生活リズムも見直して
早めに便秘解消して、幼児期の頃から便秘になりにくい体をつくりましょう。
コメント