3歳児の1日〜幼児期のお手本生活スケジュール

子育て論

幼児期とは1歳半〜6歳までを指します。

この時期に生活リズムを整えることは重要です。

 

今回は理想の生活スケジュールをご紹介します。

 

 

生活リズムが重要な理由

大人でも生活リズムが崩れると体がきついと感じますよね。子どもはまだ体が成長途中です。体力も大人ほどありません。

 

生活リズムが乱れると自律神経の乱れや体調不良を引き起こします。

 

また集団生活を始める前段階で整えておかなければ、いざ保育所や幼稚園、小学校に通う時にそのリズムに子ども本人がついて行ずに大変な思いをしてしまいます

 

幼児期のうちに生活リズムを整える様にします。

 

 

理想のスケジュール

今回は休みの日で特に用事が無い場合のお手本スケジュールです。

これをベースにして予定を組むと良いと思います。

 

 

7:00 起床

カーテンを開けて朝日を浴びます。

体の中から目を覚まします。

 

7:30 朝食

起きて30分くらいは経っていた方が食欲がわき、しっかりと食べられます。

 

8:30 遊び

お母さんが家事をしている間はひとり遊びになりますが、ひとり遊びも大切です。

家事がひと通り終わったら、外遊びへ行きます。

季節にもよりますが、短くても30分は外で思い切り体を動かして遊びます。

程よく疲れることが良質な睡眠に繋がります

 

11:00 昼食準備

一緒に台所に立ってサラダを作ったり、配膳をしたりとお手伝いをしてもらうと良いです。

台所育児です。

親子のコミュニケーションの時間になります。

 

11:30 昼食

少し早く感じるかもしれませんが、就寝時間から逆算するとこのくらいがベスト。

 

13:00〜14:30 お昼寝

5歳くらいになるとお昼寝をしなくなります。

3歳までは眠たく無い様子でも出来るだけ体を横にして休める等しましょう。

寝ない場合は親も一緒にゴロゴロするだけで、体が休まります。 

 

15:00 おやつ

栄養になるおやつを意識します。

おむすびや蒸したさつまいも、果物等がおすすめです。

 

15:30 遊び

我が家ではこの時間にプリントやパズル、お絵かき等の机に座る取り組みをしています。

お外に出る余裕があれば短時間のお散歩等も良いですね。

 

17:00 夕食準備

ここでも台所育児を取り入れてみると良いです。

 

18:00 夕食

体を温める食事はリラックスする効果があるので、夕食におすすめです。

またこの時間くらいから寝る時間を視野に入れます。部屋の電気はやや暗めに設定しましょう。

 

19:30 お風呂

お風呂の温度が熱すぎると目が覚めてしまいます。大人が少しぬるいと感じるくらいが良いです。

 

目安 
夏時期:38〜39度
冬時期:40度〜41度

※浴室環境によっても体感温度は変わるので、目安としてご参考まで。

 

21:00 就寝

良質な睡眠の為に部屋は暗くします。

ただ真っ暗だと恐がる子どももいます。そんな場合は豆電球や間接照明を使う等、出来るだけ暗めにするよう心がけます。 

 

ポイント

子どもも大人も毎日全く同じ生活リズムを保てるわけではありません。

また実際は買い物や子どもの習い事など、やらなくてはならないことが多く、1日何も予定がない方が珍しいかもしれませんね。

 

お手本スケジュールをそのままなぞって生活しようとすると毎日大変で窮屈になってしまいます。

 

意識するポイントを守っていればOKです。

 

 

睡眠時間の確保

幼児期に必要な睡眠時間の目安は以下の様になっています。

 

幼児期前期(1歳半〜3歳まで)…11時間〜13時間

幼児期後期(3歳〜6歳まで)…10時間〜12時間 

※お昼寝時間も含めた時間です。

 

睡眠はとても重要です。

睡眠時間が不足すると、集中力の低下、胃腸の不調、免疫力の低下など悪影響ばかりです。

 

睡眠不足が与える影響を念頭にしっかり睡眠を取る習慣づけが必要です。

 

子どもの睡眠(寝かしつけ)問題はよく聞かれる悩みです。別記事で寝かしつけの悩み解決方法をまとめたいと思います。

 

 

食事時間を決める

食事時間は大きくずらさない様にしましょう。

 

体を作る幼児期には特に食が重要です。

時間がずれてしまうと栄養をうまく摂ることが難しくなります。

 

例えば朝食を9時頃に食べて昼食を11時頃に食べろと言われても食べられないですよね?

そうすると昼食の時間がずれます。

昼食を遅く食べると夕食も遅くなり…寝るのが遅くなる…と悪循環です。

 

まとめ

このポイント2つを抑えておけば自然と生活リズムが整っていきます。

 

何から始めよう…という方は

朝早く起きる

これに尽きます。

 

早起きをすると自然とその後の流れが整いやすくなります。

ぜひお試しください。

 

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