絵本が大好きな我が子3歳。
初めての絵本は【しろとくろ | 新井洋行】でした。
3歳になった今は、図書館で隔週10冊ずつ借りて毎日読む+月2〜3冊は購入をしています。
(+保育園では毎日先生に読んでもらっている様です。)
私自身が本好きで、子どもが大きくなったらリビングで並んで読者をするのが夢のひとつです。
持っている絵本の冊数は自慢できる程ではありません。ただ、読んだ回数(同じ本を10回読んだら10冊とカウント)で言えば月間500冊くらいの読み聞かせをしています。
子どもに要求されるまま読み聞かせをしていたら、そうなりました。
こんな私たち親子が感じた絵本を読む効果、絵本を選ぶポイント等をまとめたいと思います。
✔︎絵本デビューしたお子様をお持ちの方
✔︎これから子どもを産むプレママさん
✔︎絵本がマンネリ化してきた方
✔︎子どもが絵本に興味を示さないと悩む方
✔︎そもそも絵本育児って何?な方
絵本の読み聞かせ効果
特にお母さんの声は乳幼児期の子どもにとって心地の良いもので、頭にスッと入りやすいことが分かっています。
普段の生活では使わない様な言葉も出てくることで、幼児期前期(1歳半から3歳まで)は言葉をどんどんインプットしていきます。
幼児期後期(3歳から6歳まで)になると、今度は絵本の字を追いかける様になります。アウトプットが始まる時期です。
例えば食について。
私は子どもの食育を重視しています。
これまでも食育には絵本が大活躍してきました。
食べることに興味が無い子どもには、食に関する絵本を読んだり、季節の食をテーマにしている絵本から現実の食へ結びつけると興味を持ちやすくなります。
以前の記事でも紹介しましたが、我が子が一時期全くごはんを食べようとしなかった時期に【おべんとう | 小西英子】という絵本を読み、絵本に登場するお弁当と同じものを作ったら、勢いよく食べる様になったことがありました。
絵本の世界が現実に出てきた感覚で、目を輝かせてワクワクしていました。
現実にはあり得ないことも、もし現実にあったらどうだろうと自然と想像をする様になります。
親子のコミュニケーションになります。
親が絵本を読み聞かせる時、家事など他のことをしながらは出来ませんよね。
子どもとしっかり向き合う時間になるので、子どもにとって大好きな時間になります。そのうえ近くでお父さんお母さんの声が聞こえるわけですから、子どもの心を満たすことが出来ます。
子どもが育つ絵本の選び方
基本はコレです。
親は知育に繋がる絵本を読んで欲しいと思ったり、絵が好きだから買いたいと思ったりしますよね。
それと子どもの好みが一致しないことがあります。
興味がない絵本を読み聞かせられても、子どもは聞いている様で聞いていないこともあります。
その様な絵本ばかりになってしまうと、次第に絵本は退屈なものだと認識してしまい、絵本離れになりかねません。
本屋さんでは子どもに自分の好きな絵本を選ばせましょう。
我が子が自分で選んだ本でとにかくハマったのが【す〜べりだい | 鈴木のりたけ】でした。
“現実に無いけれど、あったら面白そう”という滑り台が次々に出てきます。また全ページに小さい仕掛けが…。クスッと笑えて大人も楽しめる絵本です。
とはいえ全てを子どもだけが選択していくと、月齢に合っていない絵本を選んだり、同じシリーズの絵本ばかりになったりします。
電車好きなお子様なら電車の絵本ばかり選ぶでしょうし、ひとつのシリーズが気に入ったらそればかり選ぶこともあるでしょう。
それ自体は悪いことではありません。
ただ絵本には言葉を増やしたり想像力が育つ効果があります。この効果を期待するには、いろいろな分野の絵本を読んだ方が良いのも事実です。
オススメしたいのが図鑑です。
我が子には1歳の時に図鑑を1冊買いました。
【はじめてのずかん555 | 講談社】です。
この図鑑には我が子が大好きな働く車もありますが、あまり興味を示さなかった恐竜が出てきたり、私の苦手な虫が出てきたりと、親子共々偏っていた興味を広げてくれることになりました。
その図鑑をきっかけに、本屋さんで恐竜が登場する絵本を見ると読みたがる様になりました。
また、普段会話をしていて自分の知らない言葉が出てくると「ちょっとずかん見てみてもいい?」と言って図鑑で調べようとします。
これも大きな成長です。
図鑑は子どもの興味の幅を広げてくれるので、1冊は持っておくと良いです。
絵本は“借りる”と“買う”を使い分ける
子どもが本屋さんで選んだ本をそのまま買っていると、失敗することがあります。
本屋さんでは興味を示したものの、結局家ではあまり読まないというパターンです。
子どもは気まぐれです。
そんな時の為におすすめなのが図書館の活用です。
図書館の多くに子供向けのコーナーが設けてあります。
↓
気に入った本を後日買う
この方法がおすすめです。
出来れば絵本は購入をした方が良いと思います。
それは、何ヶ月も何年も前に読んだ絵本をまた出してきて読むことが出来るからです。
例えば今の我が子。
1歳頃に買っていた絵本は3歳の今、“読み聞かせ”としては物足りないかもしれませんが、自分で音読をするには最適な内容になりました。

紹介した絵本リスト
しろとくろ | 新井洋行
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0歳の子どもはまだ視力が良くない為、色の識別も大人の様にはできません。白と黒はハッキリとしているので、赤ちゃんの目にも見やすく興味を持ちやすいです。
おべんとう | 小西英子
絵がとてもリアルです。絵本に出てきたお弁当を再現し、我が子の小食を克服しました。
す〜べりだい | 鈴木のりたけ
我が子が選んだ絵本。子どもが大好きな滑り台を題材に、想像力を刺激してくれる様々な滑り台が出てきます。
大人も笑える秀逸な絵本でした。
はじめてのずかん555
ひとつのことを深く追求した図鑑ではなく、幅広い分野が載っている図鑑です。
ひらがな表や時計の読み方もあります。全ての単語に英語が併記されているところも魅力のひとつ。
“はじめての”とありますが、長く使える図鑑です。
まとめ
我が家の絵本育児。
参考になりましたでしょうか。
絵本を読んでもらう時と、絵本を自分で読む時では、使っている脳が違うそうです。
子どもが大きくなってくると向き合って過ごす時間が少なくなっていきます。
5歳、6歳と子どもが大きくなってきた年齢こそ、絵本の読み聞かせを積極的にすると良いです。
ぜひ絵本育児で子どもの成長を促すお手伝いをしていきましょう。
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