私の今一番の悩み。
それは
“毎日子どもを怒ってばかり”
ということです。
今回は私のタイムリーな悩み記事です。
幼児食とは違いますが、台所育児につながる話となるので書きました。
みなさんは“怒る”と“叱る”の違いを意識されていますか?
私は意味は理解していました。
でも正直、私は怒ってばかりでした。
怒る…自分が腹立てたことを相手にぶつけること(=感情)
叱る…良い方向に向くようアドバイスをすること(=冷静)
最近はコロナウイルス流行の影響で、外出自粛生活を続けています。
大人も子どももストレスが溜まりますよね。
そんな中
“してはいけないこと”“しないでほしいこと”を次々とする子ども。
注意をするほどエスカレートすることもしばしば。
そんな時ふと私の子どもへの接し方は「叱っている」ではなく「怒っている」だと感じました。
そこで “3日間” と決めて、怒らずに叱るを100%やってみました。
その効果も併せてお伝えします。
ただのイタズラに見えることも子どもなりに理由があります。
例えば、前からしないでと注意していることをした時。
お母さんに自分のことを見てほしくてワザとしたのかもしれません。
私は今までそんな背景を考えることなく、反射的に「ダメなことはダメ」と言うことがありました。
そこで“子どもへ注意する時はまず理由を聞くぞ”と決めて過ごしてみました。
すると…
意外と3歳児の子どもでもしっかりと言葉で理由を説明してくれました。
「あのね、あのぅ、だから…」と子どもが一生懸命に言葉を出そうとしている時間に私も冷静になれることも知りました。
お母さんが自分の話を聞いてくれた、という安心感で子どもは満たされます。
ゆっくり会話をすることでお母さんも子どもも冷静になれます。
そんな時にお母さんから言われたことは、子どもの心にもスッと入る様です。
注意もしっかりと受け入れてくれました。
この3日間に子どもがしたことで、一番ダメだなと思ったのは「人を叩く」ことでした。
私にはそのようなことは無いのですが、主人や父にはちょっと暴力的。
ある時、寝る前にトイレへ行ったり歯を磨いたりしようとすると、イヤ!と言って主人を何度も叩きました。
しかも力加減がまだ分からないので、かなりの力で叩きます。
普段は「人を叩いたらダメでしょ!」と怒るところです。
それでも話を聞かずに叩き続けて、さらに怒られて泣いて終わりです。
しかし今回はあくまで冷静に「どうして叩くの?」と聞いてみました。
するとこんな答えが…。
「だってこの本を読んでから行こうと思ってたんだもん」
???
気が抜けました。
そんな簡単なことだったの!?と。
実際その絵本を一冊読んであげたら、すんなりトイレへ行き歯磨きもしました。
こちらが感情的になると子どもも感情的になるだけで肝心な伝えたいことが伝わらないことを明らかに感じた瞬間でした。
その後に叩いたら相手はどう思うかなど伝えました。
子どもなのでまた繰り返すとは思いますが、その度にちゃんと話を聞こうと思いました。
怒ると叱るの違い、効果も感じました。
だから継続したいと思います。
でも!
その継続が難しいんです。
実際たった3日間だけでも、最初の「こらっ」という感情を抑えることが大変で、それなりに私もストレスを感じていた様に思います。
分かっています、理想の教育方法は。
でも、それを毎日いつどんな瞬間も意識しては動けないんです。
お母さんも人間です。
少し体調がすぐれない日もあれば、気分が乗らない日もあるんです。
これが、本音です。
それでも私は思います。
「はいはい、そんなの理想論だよね」で終わらせるのでは何も変わりません。
「そんなの理想論だよね。でも具体的にどんな風にしたら良いんだろう。」
「100%を実行することは出来なくても、50%なら出来るかもしれない。」
と考えるかどうかが大事だと思っています。
その先に自分が理想と思う育児があり、理想と思う子どもの姿や親子関係があります。
短い育児人生の中で、大変だけどやれるだけのことはやってみよう、と思えればそれで良いのではないかと思っています。
そう思うには、まず自分がどんな風に育児をしていきたいかを知らなければなりません。
私がたどり着いたのは「モンテッソーリ教育」の考え方でした。
身近なママ友にその話をしてみたら
「あ~、叱らない育児ってやつのこと?」
「天才を育てるって教育だよね?うちの子は全然そんな…」という感じでした。
知るのと知らないのとでは大違い。
モンテッソーリ教育とは「叱らない育児」でも「天才を育てる育児」でもないです。
次回は「モンテッソーリ教育とは」ということを掘り下げていきたいと思います。
興味のある方はお楽しみに!
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