食品添加物の危険と安全〜今日から使える!危険な添加物の見つけ方

食育

添加物といえば、体に悪いもの!

 

とイメージするかと思います。

 
しかし、添加物の中にも

必要なもの(正確には必要な栄養を摂る為に必要な添加物)安全性が不確かなもの

があります。

 

大人は内臓が発達しているので、ある程度の添加物は分解されて排出されます。しかし子どもは内臓が未発達なので、毒素を排出する機能が弱いです。

 

できるだけ安全性が不確かな添加物は避ける様にしましょう。

 

今回から3回に分けて以下の内容を更新予定です。

 

添加物はどんな物なのか?

特に気をつけなければならない添加物とは?

添加物を体の中から排出する方法

 

をまとめていきます。

 

添加物とは

 

添加物とは…
甘味を加えたり(甘味料)、色を良くしたり(着色料)、長期保存できるようにする(保存料)為に、食品に入れられる物

 

食品を売る為には見栄えを良くしようとします。

何日も保存出来る方が助かりますよね。

甘いものは別腹。甘味料による甘みが美味しいのは確か。

 

これらのことは添加物で実現できている話です。

 

 

栄養補給のひとつとして、栄養素が添加物として食品に加えられることも多い

 

身近な例ではペットボトルのお茶。

原材料名を見るとほとんどのお茶に“ビタミンC”が入っています。

これは茶葉からお茶を抽出する時に失われるビタミンCを補う役割と同時に、酸化による変色を防止する酸化防止剤としての役割もあります。

 

これも立派な添加物です。

 

添加物一覧

消費者は食品の成分表を見てどんな添加物が入っているか確認できます。

その時に添加物の名前を知っておかなければ、それが危険な添加物なのかをすぐに判断できません。

 

下記の一覧をご参照下さい。

 

用途物質名の例
甘味料(甘みを出す)アスパルテーム、キシリトール、ステビア
着色料(色をつける)カロテノイド色素、カラメル色素、赤色2号
保存料(保存性を高める)ソルビン酸カリウム、ナイシン
発色剤(色、風味を良くする)亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム
防カビ剤(カビを防ぐ)ジフェニル
香料(香りを加える)バニリン
乳化剤(水と油を均一にする)グリセリン脂肪酸エステル
膨張剤(ふわふわ等の食感を良くする)ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)
安定剤・増粘剤(滑らかにする)メチルセルロース
酸化防止剤(酸化を防ぐ)BHA. 、ビタミンC
※よく見かけるであろうものだけピックアップしています

 

 

危険な添加物と安全な添加物の見分け方

食品の製造をする者には食品表示基準を守る義務があります。

原材料と添加物を表示しなければなりません。

 

食品成分表には原材料の後に添加物が記載されています

 

危険な添加物と安全な添加物は見分ける方法があります。

食品成分表の表示方法に注目です。

 

アスパルテームやカラメル色素などの物質を記載する場合と、甘味料や着色料の様に物質そのものではなく用途を記載する場合があります。

 

用途+物質名のどちらも記載されていると危険!

 

例えば

発色剤(亜硝酸Na)

この様な表示は要注意です。

 

用途と物質名のどちらも記載しなければならないと義務づけられていることを意味するので、安全性としては注意が必要ということです。

 

初めて知った方はぜひ冷蔵庫にある加工食品等の成分表を見てみて下さい。

 

まとめ

今回はまず添加物を知ることをテーマにまとめました。

添加物が悪だけではないこと、安全な添加物と安全ではない添加物の見分け方をご理解いただけたかと思います。

 

次回は具体的にどんな添加物、どんな食品を避けたほうが良いのかをまとめます。

 

 

 

コメント

  1. […] […]

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