食材を乾燥させることによって、雑菌の繁殖を防ぎ保存性を高めたものを乾物と言います。
乾物にはこんなものがあります。
・高野豆腐
・ドライトマト
・干ししいたけ
・切り干し大根
・干しぶどう
などなど
今回はそんな乾物の作り方をご紹介します。
乾物にするメリット
乾物にすると良いことがたくさんあります。
・うま味がたっぷり凝縮される
・生とは違う食感を得られる
・長期保存ができる
まさに育ちざかりの子供と、忙しいお母さんにピッタリの食材ですね。
そして
乾物はお家で作ることができます。
台所育児にぜひ取り入れてほしいのです。
その理由は
見た目や食感が異なる物に変身
するからです。
生の状態からひと手間加えて時間が経過することで、見た目や食感が大きく変化します。
この変身体験は子供が食べ物に興味を持つ体験となります。
そのうえで乾物にする理由や乾物の良さを一緒に考えてみると思考が深まります。
野菜嫌いの子供必見!ドライトマトを作る
我が家も乾物はいろいろと作って保存しています。
一番よく作っている乾物はドライトマトです。
酸味のあるミニトマトが甘みのあるドライトマトへ変身します。
子供のおやつにしたり、オリーブオイル漬けにしてパスタやサラダにも使えます。
☆手順~天日干しの場合~☆
①ミニトマトをよく洗って半分に切る
※切った断面がハート型になるように切るのがポイント
②水気を取る
③ザルやひもの干しに切り口を上にして並べる
④日当たりの良いところに干す
おしまい!
真夏であれば5日間くらいでできます。
冬時期に作ってみたところ、2週間経ってもセミドライの状態から完全なドライにならず。
もう1日、もう1日と様子を見ている間にカビが生えてしまいました。
冬は乾燥している時期なので、原理としては間違っていないはずですが…。
天気が少し悪い日もあったのかもしれません。
乾物を作るなら夏が一番失敗なく出来上がります。
それ以外の季節も食べたい。
そんな時はオーブンを使って作ります。
☆手順~オーブンの場合~☆
①ミニトマトをよく洗って半分に切る
※切った断面がハート型になるように切るのがポイント
②水気を取る
③鉄板にクッキングシートを敷いて、切り口を上にして並べる
④全体に軽く塩をふる
⑤130度のオーブンに90分
⑥その後、冷えるまで放置
おしまい!
こんな感じです。
余談ですが私の失敗談。
我が家はオーブンレンジ。
オーブンを使う時間が長いので(打ち間違いではないですよ!本当に90分です!)
その間と後の冷えるまでの時間は、レンジが使えない状態になります。
私はうっかりそれを忘れて、午前中に張り切って作り、昼食前に電子レンジを使いたいのに使えない。とドライトマト完成まで昼食お預け、みたいなことをよくしてます。
ただのおっちょこちょいエピソードなんですが…。
私と同じおっちょこちょいお母さんは気を付けて下さいね。
台所育児の一環でやってみる
初めて乾物を作る時はミニトマトがおすすめです。
天日干しは毎日少しずつ状態が変化していくので
ザルの中をのぞくのが楽しみになります。
オーブンで作る場合も、90分後には見事に変身を遂げたドライトマトを見ることができます。
トマトのヘタを取る、洗う、切る(切る経験済の子供に限る)、水気を取る、並べる
と子供に出来る工程が多いです。
ぜひ台所育児として子供と一緒にドライトマトを作ってみましょう。
乾物に使える食材は他にもたくさんあります。
挑戦したことない物も多いので、作ったら変身レポしていきますね。
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