安全な手作り弁当を作る

幼児食レシピ

前回は衛生管理についてお話しました。

 

 

 

幼児期(特に幼児期前期の1歳半から3歳)は取り分けメニューが主です。

そうなると外食はうどん屋さんに行くか、子ども用のお弁当を持って行くかになるかと思います。

 

最近はコロナウイルス対策で3密を避けることが必要です。

外食を控えて広い公園でテントを広げてランチ、なんてことも増えたのではないでしょうか。

 

しかしこれからの暑い季節、手作り弁当を持って行く時は注意が必要です。

 

今回は暑い季節にお弁当を持っていく時のポイントをまとめました。

 

しっかり加熱する

多くの菌は75度1分以上の加熱で死滅します。

特に厚みのあるハンバーグ等を入れる時は中までしっかり加熱します。

 

保冷剤の入れ方に工夫する

お弁当箱を挟む様に、底と蓋の上に置きます。

冷気は下に下がるものなので、蓋の上だけに置いてハンカチ等でお弁当箱ごと包むのも効果的です。

 

お弁当箱の中の水分を考える

水分は菌を繁殖させる原因のひとつです。

 

お弁当箱にごはんを詰めた後に湿らせたキッチンペーパーをかけて冷やします。

ごはんが固くならずに蒸気を吸ってくれます。

 

後から水分が出てきそうなおかずを入れている時は

その下に鰹節等の水分を吸ってくれる食材を入れておくと良いです。

 

菌を予防できる食材、調味料を使う

殺菌効果のある食材を知っておくと良いです。

 

殺菌効果のある食材 
・お酢(梅干)
・生姜
・大葉

いずれも殺菌効果が期待出来るので

ごはんに梅干しをのせたり、お肉を炒める時に生姜を使ってみるなど

取り入れると良いです。

 


 

ここで挙げたのは最低限のポイントになります。

 

しっかり対策をしていても数時間も炎天下を持ち歩けば悪くなります。

不安な点があれば、無理に食べない勇気が必要です。

 

大人は“1日消費期限切れていてもいいか”となる場面でも、子どもの胃腸は成長途中。

子どもは未熟であることを忘れないようにしましょう。

 

何時間も持ち歩くのであれば無理に手作りにせず
パンや幼児用のレトルト等を活用しましょう。

 

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