ノロウイルス…感染しないことが一番です。
予防方法はこちらをご覧下さい。
しかし、どんなに予防をしていてもかかってしまうことはあります。
特に幼児期は保育園や幼稚園での集団生活をするなかで、手洗いの徹底など難しいことが多いのも現状です。
もしノロウイルスにかかってしまったら…
主な症状は嘔吐・下痢です。
その中でも嘔吐については親も戸惑ってしまうこともあると思います。
最初の対処法を全てお伝えします。
ひとまずこちらを読んでいただければ完結します。
その後のホームケアについてこちらをご覧下さい。
子供が吐いた時にまずすること
原因が何でも嘔吐した直後の対処方法は同じです。
することは2つ。
②自分と家族の感染予防をする
ひとつずつ具体的に手順をまとめます。
①子供のケア
体内の悪いものが外に出ている証拠なので、スッキリ出してしまうのが症状改善の早道です。
出来るだけゆっくり休養をとることが第一です。
寝かせましょう。
また、吐いたものが気道に詰まることがない様にする為にも横向きに寝かせるのは有効です。
臭いで再び吐き気を催すことを防ぐために着替えさせます。
医師の診察において嘔吐物の詳細が分かると診断しやすくなると言われています。
この状況で難しいところはあると思いますが、出来ればで良いので写真に残しましょう。
②自分と家族の感染予防
ノロウイルスは空気中に浮遊してしばらく生存することが分かっています。
その為すぐに片付けをして感染が広まることを防ぎます。
必要なものを流行時期の前にあらかじめ準備してまとめておきましょう。
▽▽▽必要なものリスト▽▽▽
・使い捨てエプロン
・マスク
・捨てて良い雑巾 3〜4枚
・大きめのビニール袋3枚
・次亜塩素酸消毒液
▽▽▽処理方法▽▽▽
1.手袋、エプロン、マスクを着用する
2.雑巾を使用して拭きとる
3.使った後の雑巾はビニール袋に入れて処分
全部揃えるのは大変だなという方はキットが販売されています。
保育園や介護施設などで使われることもある物ですが、このキットがあれば全て揃うので、ご家庭にもあると安心ですね。
ウイルスの感染予防と言えばアルコール消毒を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ノロウイルスにはアルコールの効き目が少ないとされており、塩素系漂白剤が有効とされています。
使うのは
もしくは
塩素系漂白剤を水で薄めた液体
です。
●市販品でおすすめはこちら
▽▽▽おすすめポイント▽▽▽
✔︎化学合成物質が入っていない
✔︎除菌効果+消臭効果アリ
✔︎長期保存しても効果が下がらない
●手作り消毒液の作り方はこちら
キッチンハイター等の塩素系漂白剤を使います。
商品により塩素の濃度は異なりますが、目安はこの様な計算式で混ぜるだけです。
※漂白剤は時間が経つと濃度が低下するので、自作された消毒液は数ヶ月で使う様にすると良いです。
(今年のノロウイルス流行に合わせて作っておき、来年は使わない等)
ウイルスは空気中に充満します。
ノロウイルスはしばらくの間、空気中で生存できることが確認されている為、十分な換気を行います。
手袋をしているとはいえ、必ずきれいに手洗いをしましょう。
手洗い手順は予防方法でご紹介した通りです。
スピーディにした方が良いです。
まとめ
✔︎処理はスピーディに
✔︎事前準備があると安心
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