親から子どもへかける言葉は、子どもは聞いていない様ですごく良く聞いています。
親としても普段は冷静な言葉がけをしたいと思っていても
実際には瞬時にベストな言葉は出てこないもの。
私はよく「あぁ、あの時もっとこんな風に言ってあげれば良かった…」
と後から自己嫌悪になることが多いです。
ということで具体例も添えて言葉がけをまとめてみました。
ベースはモンテッソーリ教育の考え方です。
そこに私のオリジナルな言葉も入れているので
「これ使えるな!」とか「こう言えばいいのか」
という言葉がけのヒントになればいいなと思います。
注意したい時
しないで欲しいことに限って、子どもはふざけてしてしまうものですよね。
そんな時はつい、している行為自体を止めさせようとします。
すると子どもは反発心も出てきて余計に止めません。
止めさせようではなく、どうしてほしいかを伝えます。
例)
× テーブルの上に乗ったらダメよ
○ テーブルの上は危ないから降りようね
× お友達のオモチャを奪ったらダメでしょ
○ お友達のオモチャを使いたい時は「貸して」と言おうね
○ お友達のオモチャは返そうか。他のこっちのオモチャで遊ぶのはどう?
× 静かにしなさい!
○ 大きな声はお外で出そうね
○ お店の中はアリさんの声でお話しようか。アリさんはどんな声かな~?
させたいことがある時
おでかけ前に早く支度をしてほしいのにダラダラして進まない…なんてこと日常茶飯事。
そんな時の言葉です。
例)
× 早く着替えなさい
○ 9時に出発だから、靴下を履いててもらって良い?
× 手を洗いなさい
○ お外から帰ったらお母さんと一緒に手を洗おうね
× 片付けなさい
○ もうすぐお食事の時間だからオモチャを片付けようか
○ お母さんとどっちが早く片付けられるか競争するよ!ヨーイドン。
極端に親が子どもにへりくだる必要はないと思っています。
ただ上から押さえつける言い方を避ける意味で、依頼系や誘い系は有効です。
褒めたい時
褒めるのはどんな言葉でも嬉しいものです。
せっかく褒めるのであれば
“もっとやる気を出せる褒め方”をします。
それは“認める”ことです。
認めてもらえると子どもは嬉しい気持ち+次も頑張るぞ!とやる気を出します
例)
ひとりで着替えられてすごいね!
⇒ ひとりで着替えることができたね。
お片付けしてえらい!
⇒ お片付けしてくれてありがとう。
お手伝いできてえらいね!
⇒ お手伝いしてくれてお母さん助かったよ。
褒めたい時は言葉以外にもポイントがあるので、また別の機会に記事にしますね。
コメント