子どもの美的感覚を育てる

子育て論

小さなお子さんをお持ちのお母さん。

お部屋、片付いていますか?

 

ギクッ。

 

とした方も多いのではないでしょうか。

 

かく言う私は元々きれい好きで片づけ好きですが

今お友達が急にお家を訪ねてくるとなれば、大慌てするレベルで散らかっています。

なぜなら仕事して子どもの相手をしながら家事に追われる毎日‥

常にきれいな部屋なんて出来ないからです。

 

衛生面は気を遣うのですが、とにかく物が散らかり放題です。(主におもちゃ)

 

それでも台所と食卓だけは常にきれいに片付ける様にしています。

 

今回は小さな子どもがいるからこそ“美しい”家にすることの意味をお伝えします。

 

美的感覚は幼児期から育む

 

美的感覚は幼児期の環境が大きくかかわると言われています。

 

子どもも自然と美しいものを好む傾向があります。

それは子どもも大人も美しい物に触れることで、心地よさを感じるからです。

 

例えば美しい景色を見る、美しい絵画を見る等も美的感覚を育てるのに良い教育です。

 

でも子どもが1日の多くの時間を過ごすお家。

お家の中を美しく整えるだけで、美的感覚を育てることに繋がります。

逆に言えばお家の中が常に雑然としていると

美的感覚を育てるチャンスを逃していることになります。

 

整然としている様は心を落ち着かせる

 

心地よく感じるということは、心が落ち着いた状態です。

 

保育園や幼稚園等では子どもながらに気を張って過ごしています。

家が落ち着く場所かどうかはとても重要なことです。

 

また心が落ち着かなければ、ちょっとしたことで癇癪を起こす等

心が不安定な状態を引き起こしてしまうこともあります。

 

台所ではケガを防ぎ、衛生面を守る

 

包丁や火を扱う等、台所では危険を伴うことがあります。

そんな時に散らかった状態の作業台で調理を行うと

何かに手が引っかかって包丁を落としてしまう等、ケガにつながる危険性もあります。

包丁は置き場所を決める、火のそばに物を置かない等の整理整頓が必須です。

 

衛生面を守ることにも関係します。

作業台で生ごみとこれから使う食材が混在していたらどうでしょう。

お肉を切ったまな板をそのままに放置して

うっかり同じまな板の上に次の食材を置いてしまったらどうでしょう。

 

散らかった作業台ではそんなことが起こってしまいます。

常に清潔に整理している方が良いです。

 

まずは“台所”と“食卓”から!

 

ここまで読んでいただき、現実的に難しいんだけど…という方も

たくさんいらっしゃると思います。

私も冒頭に書いたように、日中はおもちゃが散らかった状態で過ごしています。

 

でも出来るところはやっていこうと思い、台所と食卓は常にきれいにしています。

 

この2つにこだわるのは理由があります。

 

安全と衛生面は絶対

台所は美的感覚だけでなく、子どもの安全と衛生面を守る意味があるので

ここは絶対に整然としていないといけないと思っています。

 

食べる時間は子どもと向き合う貴重な時間

私は普段お仕事をしています。

お仕事の日はお家で過ごす時間の多くを、家事に費やしてしまうので

子どもと遊ぶ時間って本当に少ないんです。

だから食事は子どもと一緒に向き合って過ごす貴重な時間。

落ち着いた時間を過ごしたいと思っています。

 

私はつい食卓に郵便物など端に寄せて置いていたのですが

別の置き場所を作って、食卓には置かない様にしました。

 

代わりに小さいお花を小瓶に入れて飾っています

子どもが散歩中に公園で拾った紅葉を入れたりもします。

それを見ながらお話をして食事をする、本当に落ち着いた時間が過ごせます。

 

で、寝る前にまとめてザザザーッとおもちゃを片付けて1日を終えます。

 

どこから手をつけよう…てお母さんは食卓を美しくするのがオススメです。

 

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