幼児期の育児で何かとポイントになるのが
子どもに選ばせることです。
今回は子どもに選択させることについての話です。
選択させることのメリット
考える力が育つ
幼児期の選択は、ただ親から言われたことを言われた通りにするだけではなく
自分で考えて決めていくことへの第一歩です。
社会に出てからも選択の機会は大なり小なりあります。
その時に自分で考えるクセがついていなければ、人任せになってしまいます。
自尊心が育つ
親に認めてもらう経験をたくさんしている子どもは、心が満たされて成長します。
自分に自信を持つことが出来ているのです。
自尊心が育つと物事をポジティブに捉えることができます。
また失敗を恐れない為、たくさんのことにチャレンジしようとします。
結果的に自分の好きなことに出会い、好きなことをどんどん学び、豊かな人生を送ることへ繋がると考えられます。
これは自己肯定感を高めることとなります。
自己肯定感を高めると何が良いのか…をまとめていますのでぜひご覧下さい。
イヤイヤ期の選択
あれもイヤこれもイヤというイヤイヤ期。
全くない子どももいれば、3年くらい続く子どもも居ます。
長期戦になってくると親も辛くなってしまう時期ですよね。
ここは成長のチャンス。
対策のひとつとして上手に“選択”を使います。
例えば
「お洋服を着よう」→「イヤ!」
となる時は
「白のTシャツと青のTシャツ、どっちを着る?」
等と聞いてみます。
すると子どもはどっちが良いか考えて答えます。
その意見を尊重してあげると、すんなりお洋服を着てくれます。
同時にお母さんが自分の意見を聞いてくれた、と自信が生まれます。
親に言われてイヤイヤ着替えたのではなく、自分の着たい洋服に着替えたという経験になります。
イヤイヤで何も進まない時は子どもに選ばせてみて下さい。
台所育児での選択
台所育児ではたくさんの選択シーンがあります。
例えば
お味噌汁に入れる具材を選ばせてみます。
じゃがいもとさつまいも、どっちにする?
葉物はどれを入れたい?
等と冷蔵庫の食材を出して選ばせてみます。
自分で選ぶと出来上がった時に一生懸命食べてくれます。
自分が選んだ食材をお母さんや他の家族が食べて美味しいと言われたら、それがまた自信となります。
他にもランチョンマットやお皿等を選ばせるのも良いです。
この様に子どもに選択させることは、成長において人間形成に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。
ぜひ普段の生活から選択の習慣をつけてみて下さい。
コメント