前回は食品添加物にはどんな種類があるのか、危険な添加物と安全な添加物の見分け方をご紹介しました。
今回は、より具体的にどんな添加物、どんな食品を避けた方が良いかお伝えします。

オススメの安全なお菓子もご紹介するので、ぜひ最後までお付き合い下さい!
危険な食品添加物の名前リスト
甘味料
- アスパルテーム
- スクラロース
着色料
- タール系色素(青色1、赤色2等)
- カラメル色素
保存料
- ソルビン酸カリウム
- しらこたんぱく抽出物
- 安息香酸ナトリウム
発色剤、漂白剤
- 亜硝酸ナトリウム
防カビ剤
- ジフェニル
- オルトフェニルフェロール
安定剤・増粘剤
- アラビアガム
- カラギーナン
酸化防止剤
- BHA
例えば甘味料。
原材料名に
“甘味料(スクラロース)”
と書かれている場合は危険度高。
原材料名に
“甘味料”
とだけ書かれている場合は危険度低。
この様な目安になります。
特に気をつけたい食品3選
1.ウインナー(+ハム、ベーコン)
原材料に使われる豚肉は時間が経つと変色します。その変色をきれいな色にする為に発色剤が使われます。ここで使われる添加物が亜硝酸ナトリウム。
ウインナーがきれいなピンク色をしているのは、この添加物のおかげです。
ですがこの亜硝酸ナトリウムは毒性が強く、多量摂取すると頭痛を引き起こしたり胃腸を痛めたりします。
ただでさえ胃腸の発達途中である幼児期にはなるべく避けたい添加物です。

じゃ子どもにウインナーはあげられないの?息子が大好きなのに…
(by悩めるママ友)

ご安心ください。
発色剤を使っていないウインナーがあります!
“無塩せき”と表示されている物を選びましょう。
見た目は白っぽく正直劣りますが、調理をすればあまり気になりません。
味も美味しいです。
2.清涼飲料水
清涼飲料水の甘さは砂糖に加えて甘味料が入っています。
甘味料の多くは肝機能障害や脳腫瘍や免疫細胞への悪影響など、身体にマイナスな作用があります。

えっ。じゃジュースとか飲ませたらいけないの!?
(by前出 悩めるママ友)

甘味料が少ない物を選び、水分補給の様にたくさん飲ませない様に気をつけましょう。
人工甘味料不使用と記載されている清涼飲料水もたくさんありますので、うまく活用して下さい。
3.駄菓子
子どもが大好きな駄菓子。
色鮮やかな駄菓子の多くは着色料や発色剤が使われています。子ども心をくすぐる様に色付けがしてあるので、子どもは虜になります。
なるべく避けましょう。

いやいやお菓子我慢させるのどれだけ大変だと思ってるのー!
(by前出 悩めるママ友)

お店で買って欲しいと持ってきたら、添加物が少ない他のお菓子と交換すると良いです。
手作りお菓子も最高の無添加お菓子です。
ですが、いつもいつも作るわけには行きませんし、だいたい困るのは外出先のおやつ。
ということで、次は市販のお菓子で比較的に安全な商品とその成分表をご紹介します。
市販の安心なお菓子2選〜成分表を解析
- 不二家 アンパンマン幼児用ビスケット
みんな大好きアンパンマン。
人気のビスケットの成分表を見てみましょう。
商品はこちらです。
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成分表はこちら。

原材料名を見てください。
/の後が添加物です。
膨張剤、香料、乳化剤が入っていますが、物質名までは記載されていません。
比較的安全と言えます。
※(○○由来)は物質名ではなく、○○が含まれるという意味です。
乳、大豆等のアレルギー表示が義務付けられている食材が含まれている場合に記載されます。
貝カルシウムとはカルシウムを加える為に入っているものです。
言わば天然由来の添加物。安全性は高いです。
ビタミンE以下も全て栄養素追加の為の添加物なので、安全と判断できます。
ビスケット好きであればこちらもかなりおすすめです。
※これ1品だけ購入すると送料が高いです。紹介したショップは送料無料ライン対象なので、ぜひそちらを活用して下さいね! |
成分表はこちら。

こちらも/の後が添加物です。
膨張剤とありますが物質名記載が無いので比較的安全です。
炭酸Caとはカルシウム強化剤です。カルシウムを入れる為の物なので安全ですね。
この様に原材料名の見方を覚えておくと、買う時にはその場で安全か危険かを判断して買える様になります。
ちなみにご紹介したお菓子はどちらも美味しいです。
小分けになっていて持ち歩きしやすいので大変便利です。
まとめ
前回と今回は“危険な食品添加物を出来るだけ摂らない”ことを前提にまとめました。
これと同じくらい大切なのが体内に入った添加物を“どのように体外に排出するか”ということです。
全ての危険な添加物を排除することは難しいのが現状です。
仮に「子どもには100%手作りのものを食べさせているから大丈夫」と思っていても、その時に使っている調味料等がすべて無添加なのかというと、そうでもなかったりします。
人間の内臓には毒素を排出する機能があります。その内臓を強く育てることを考える様にすることも大切です。
不要な添加物を出来るだけ避けると共に、体に入った添加物を外に排出する内臓を育てることが必要と考えると良いです。
食品添加物のお話、最終回は排出について詳しくお伝えします。
デトックスのお話です!
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