骨は身体を作る基盤となります。
最近は骨折をする子どもが増加傾向にあります。
※(2016年)日本スポーツ振興センターの発表による統計
丈夫な骨を作るには食事・運動・睡眠が大切です。
丈夫な骨=カルシウムのイメージが強いですよね。ただたくさんカルシウムを摂れば良い、というわけではありません。
今回は“食事”について、どのような食材が骨に良いとされているのかをまとめていきます。
骨は一度作られたら成長しない、変化しない様に思われがちです。
ですが骨には血管が通っていますし、新陳代謝を繰り返して日々生まれ変わっています。
子どもはこの生まれ変わりの度に骨が丈夫になり大きくなります。
生まれ変わりは骨形成と骨吸収を繰り返します。
●骨形成
骨を作る働きです。
血液中のカルシウム、コラーゲンを主な成分として組み合わせて骨を作ります。
●骨吸収
骨を壊す働きです。
経年劣化を防ぐ為に古い骨を壊すという大事な働きです。
酵素、酸を使って骨を溶かします。
大人は骨形成と骨吸収をバランス良く行って丈夫な骨を保つ必要があります。
一方で幼児期は骨吸収の必要性はまだそこまでないので、骨形成が強く働きます。
そこで骨を作る材料が重要になるわけです。
骨はカルシウムとコラーゲンが組み合わさって作られます。この2つをしっかり取ることが大切です。

コラーゲンはたんぱく質の一種です。
- 牛乳
- チーズ
- ヨーグルト
- 小松菜
- 切り干し大根
- ひじき
- さくらえび
- 木綿豆腐
- 納豆
- 厚揚げ
などなど
- 鳥ささみ
- ローストビーフ
- 牛もも肉
- いわし
- 焼きたらこ
- 卵(特にゆで卵)
- きな粉
- 油揚げ
- 納豆
- チーズ
- 牛乳
などなど…

ココ重要です!
●カルシウム+ビタミンD+ビタミンK
ビタミンDはカルシウムの吸収を良くする働きがあります。
ビタミンKはカルシウムが排出されるのを抑える働きがあります。
これらとカルシウムを多く含む食品を一緒に食べるのが効果的です。
●たんぱく質+ビタミンC+鉄
コラーゲンを作るには酵素が必要になります。
酵素の働きを助ける栄養素がビタミンCと鉄です。
たんぱく質と一緒に摂ることでコラーゲンが効率よく作られます。
ビタミン、鉄の働きと多く含まれる食材についてはこちらの記事に詳しく掲載しているので、ぜひご覧ください。
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