お正月で弱った胃腸をリセット〜子供と一緒に回復食材

幼児食レシピ

お正月はどんな食事をして過ごしてますか。

 

おせちやお刺身、お雑煮等の美味しいお料理をたくさん食べて、体重の増えも気になるところ…。

一方で幼児期の子供については栄養面でも気になるところ…。

 

私は年末年始、近くのそれぞれの実家に帰りお豆やお餅などの甘い食べ物ばかり食べていました。

3歳の我が子はご満悦。

しかし、1週間ほどそんな食生活なので、そろそろ栄養や消化器系の調子が気になってきました。

 

お正月のお料理で負担のかかった内臓を労るイチオシ食材をご紹介します。

一緒に不足しがちな栄養を摂ることができる食材です。

 

 

【胃にやさしい】大根

特に冬場である今が旬な大根。

甘みがあり美味しいうえに消化を助ける働きがあります。

大根に含まれるアミラーゼという成分が活躍します。

 

アミラーゼ (amylase)とはジ(ヂ)アスターゼとも称される、膵液や唾液に含まれる消化酵素。グリコシド結合を加水分解することでデンプン(ラテン語”amylum”)中のアミロースやアミロペクチンを、単糖類であるブドウ糖や二糖類であるマルトースおよびオリゴ糖に変換する酵素群である。

Wikipedia

 

この酵素は消化を助けます。

 

胃酸が上がってくるのを抑えることに繋がり、ムカムカや胃もたれの改善が期待できます。

 

 

【腸にやさしい】納豆

発酵食品は概ね腸に良いです。

 

基本的に豆製品は消化に悪いイメージもあるかと思いますが、納豆は発酵することによって消化が良くなります。

 

納豆に含まれる納豆菌は腸内の善玉菌になります。

 

さらに

納豆菌は熱に強い=ウイルスや細菌に強い

という特徴があります。

 

腸に良い働きをしてくれる納豆なので積極的に摂りたい食材です。

 

 

【胃にやさしい】オリーブオイル

胃腸が弱っている時は、油っこいものは避けるのが鉄則。

ですが、油からも体に必要な栄養を摂ることができます。

 

同じ油でもオリーブオイルは消化を助けてくれる効果があります。

 

オリーブオイルを食べるとすぐに、オリーブオイルが体内で移動する消化器系に沿ってありがたい効果が発揮されます。それは各種消化器疾患ごとの、疫学的研究および科学的データによって実証されています。 オリーブオイルは胃の運動を抑制することで、食べたものをゆっくりと十二指腸に送り込み、満腹感を与えると同時に腸における栄養分の消化と吸収を助けます。

日本オリーブ協会 ホームページ

 

 

 

幼児食に使う油について
別記事で詳しくアップ予定です。

 

 

ちょこっとレシピ〜大根おろし納豆

今お伝えした食材を使って一品が出来ちゃいます。

 

《材料》

・納豆      1パック

・大根      1㎝

・醤油      小さじ1/2

・オリーブオイル 少々

 

《作り方》

1.大根をおろす

2.納豆を混ぜる

3.混ぜた納豆に醤油、オリーブオイルを入れる

4.さらに混ぜる

5.大根おろしを乗せる

 

おしまい!

 

 

※醤油は醤油麹だとなお良しです。

発酵食品×発酵食品の腸に良い食材の相乗効果です。

 

 

気をつけたい食物繊維

食物繊維は腸の調子を整えるとして有名です。

普段は多めに摂取して腸の動きを活発にし排便を促がすことが良いとされています。

 

しかし下痢気味の時は注意が必要です。

 

つまりは腸の動きが弱っている(鈍っている)時は逆に食物繊維の少ない食材を摂るようにした方が良いです。

また食物繊維が多い食材でも調理を工夫することで食べやすくなります。

下痢気味だけど食物繊維が多いものも食べたい時は調理方法を工夫すると良いです。

 

《調理工夫例》
・繊維を断つ様に切る
・細かく切る
・すりおろす

 

 

おまけ〜睡眠が消化を助ける

人は夜の睡眠中に腸内の清掃を始めます。

睡眠が不足してしまうと、その清掃時間が無かったり短くなります。

そうすると腸の働きがしっかり整わないままで次の日が始まってしまうのです。

何日も続くと腸の不調を感じる様になります。

腸をしっかり整える為に睡眠は大切です。

 

 

 

まとめ

お正月にいつもとは違う食材や料理を食べることで貴重な食体験ができる一方、幼児期の場合は胃腸の負担を考えなくてはなりません。

ぜひ、胃腸を休めて元気にする食材を取り入れて、いつもの食事に戻していきましょう。

 

✔︎大根・納豆・オリーブオイルがおすすめ

✔︎食物繊維は適切に摂取

✔︎睡眠と腸は密な関係

 

 

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