幼児食の餃子は、中身(あん)の味付けを控えめにします。
子どもはタレ無し、大人はタレ有りで食べることで
別々の味付けにしたり途中で取り分ける作業さえ要りません。
一度にたくさん作って冷凍できるので、作り置きとしても便利です。
また餃子は“完全食”と言われるほど栄養バランスに優れています。
調理においては子どもと一緒に出来る作業も多い、万能メニューです。
摂取できる主な栄養素
炭水化物
皮は小麦粉がメインで、炭水化物が豊富です。
炭水化物=糖質+食物繊維 です。
糖質はエネルギー源です。元気の源です。
食物繊維は腸の動きを整える働きがあるので、便秘になりやすい幼児期にも大切です。
たんぱく質
一般的に豚肉がメインに使われることが多いかと思います。
たんぱく質は筋肉や臓器を作る他、免疫物質などを作る働きがあります。
これも成長期である幼児期に欠かせません。
免疫力アップは特に気になるところですよね。
ビタミン・ミネラル
我が家ではお野菜の重ね煮を入れて作るのが定番です。
お野菜の重ね煮はイチオシの調理方法です。
詳しくは改めて記事にしますね。
他にも白菜、キャベツ、ニラ等のお野菜を入れると思います。
また欠かせないのが“にんにく”と“しょうが”。
これらにもビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
レシピ〜重ね煮餃子
《用意するもの》
- 餃子の皮 50枚
- 豚ひき肉 200g
- お好きな具(我が家は重ね煮) お好み
- 醤油麹 小さじ1
- 鶏ガラスープの素 小さじ1/3
- おろしにんにく 少々
- おろししょうが 少々
- ごま油 適量
- コーンスターチ 大さじ2
- 水 100ml
(主な調理器具)
- フライパン
《作り方》
- お野菜をみじん切りにする
- 豚ひき肉、醤油麹、鶏ガラスープの素、お野菜(重ね煮)、おろしにんにく、おろししょうがを混ぜてこねる
- 皮の真ん中にあんを乗せて、水を使いひだをつけながら包む
- 包んだ餃子全体的にコーンスターチをまぶす
- フライパンにごま油を広げる
- 餃子を並べてから火をつける(強火)
- 焼き色がついたら水を入れ蓋をする(中火)
- 5分程で蓋を開ける。
- 残った水分を飛ばし、羽がパリッと出来るまでじっくり焼く(弱火〜中火)
おしまい!
解説
お野菜の重ね煮を使う
重ね煮は私が毎週末、欠かさず作り置きしているものです。
重ね煮は時短になるだけでなく、栄養や味についても良いことだらけです。
近いうちに作り方など詳しく記事にします!
醤油麹を使う
醤油麹も我が家では常備品。
自分で作っています。
醤油麹は発酵食品。
体に良いことづくしなのです。
醤油麹の作り方はこちらです。
ポイント
手先指先をたくさん使う
細かい作業が多いので、手先指先をたくさん動かしたいという幼児期の欲求を存分に満たせます。
あんを作る時のこねる工程、具材を皮で包む工程などは幼児期初期にも取り組めます。
ひだを作るのは難しく思いがちですが
お母さんの見よう見まねで、グチャグチャっとなりながらも意外と出来上がります。
変化を感じることが出来る
皮に水をつけると皮がくっつく、ことは考えてみたら不思議ですよね。
皮の小麦粉が水で溶けて…という原理ですが
興味を示す子どもには詳しく説明してあげると、面白く感じてくれると思います。
子どもの好奇心を刺激し親子のコミュニケーションも取れるので、台所育児にバッチリな行程ですね。
餃子の焼き方や具材などは定番レシピがあるご家庭も多いかと思います。
いつもの餃子を子どもと一緒につくるだけで台所育児につながります。
お好みで焼き餃子だけではなく、水餃子や蒸し餃子等でアレンジしてみて下さい。
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