幼児期のおやつは捕食です。
1日3食では足りない栄養を補う食事という位置づけです。
“お菓子”ではなく“おやつ”として、メニューを考えます。
おやつ作りは子どもの食いつきも良く、子どもが出来る調理工程も多いので、台所育児にむいています。
こちらは先週子どもと一緒に作ったクッキーです。

今回はこのメープルクッキーのレシピをご紹介します。
摂取できる主な栄養
炭水化物
炭水化物=糖質+食物繊維 です。
糖質はエネルギー源です。元気の源。
食物繊維は腸の調子を整える役割があります。
腸が未発達な幼児期には積極的に取りたいですね。
クッキーの主な材料が小麦粉です。
小麦粉は炭水化物が多く含まれています。
ビタミン・ミネラル
メープルシロップにはグラニュー糖などの砂糖と比べると
ビタミン・ミネラルがバランス良く含まれています。
中でも多く含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を排出する栄養素です。
レシピ
《用意するもの》 幼児のおやつ3回分程度
- 薄力粉 50g
- 塩 少々
- こめ油 15g
- メープルシロップ 15g
(主な調理器具)
- ボウル
- 泡立て器
- オーブン
- 型抜き
- めん棒
《作り方》
- オーブンを170度 12分で余熱開始
- ボウルで薄力粉と塩を泡立て器で混ぜる
- 別のボウルでメープルシロップとこめ油を泡立て器で混ぜる
- 2つのボウルの中を全て混ぜ合わせる
- ヘラで生地をまとめていく
- まな板にラップを敷いて上に生地を置き、さらに上からラップをする
- めん棒で生地を1cm弱の厚みまで伸ばす
- 上のラップを外して型を取る
- クッキングシートを敷いた鉄板に並べる
- 余熱済みのオーブンに入れる
おしまい!
解説
オーブンの温め始めは最初でなくても良い
我が家ではオーブンを温め始めるタイミングを
型抜き前にしています。
子どもと一緒に型を取る時は、時間がかかることを想定します。
大人がチャチャっと作る時は、最初にしておいた方が時短になります。
油はオリーブオイル等も良い
我が家にはこめ油があったので使いましたが
オリーブオイルもメープルシロップとの相性が良いのでオススメです。
ポイント
ボウルの中で混ぜる、型を取る工程は幼児期初期の子どもでも挑戦できます。
いろんな形、いろんな大きさの型を準備して
子どもに好きな型を選ばせて作ります。
ここでもちょっとした“選択”をする意識づけです。
子どもに選択させることの意味は以前の記事でお伝えしてましたので、ぜひ読んでほしいです。
大人でも満足できる自然な甘みなので、ぜひ一緒に作って一緒に食べて
親子のコミュニケーションを深めてくださいね。
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