おやつ作りは子どものテンションをあげます。
子どもにとっておやつは“捕食”。
少しでも栄養があって身になるものを作ります。
白玉だんごは子どもが取り組みやすい工程が多いので、台所育児に向いています。
今回はきな粉をかけてさらに栄養をプラスしたお団子を作ります。

9月にちなんだお月見レシピですよー。
摂取できる主な栄養
たんぱく質(きな粉)
きな粉(=大豆)は畑の肉と言われ、多くの良質なたんぱく質が摂れます。
たんぱく質は筋肉を作るだけでなく
免疫力を高め、他の栄養素を運ぶ役割もあります。

肌や髪にも良いので、お母さんも一緒に摂取することがオススメです。
食物繊維(きな粉・白玉粉)
大豆は食物繊維も豊富です。
便秘の解消にも繋がります。
大豆を粉にすることで消化吸収しやすくなりますので、胃腸が発達途中の幼児期向けでもあります。
炭水化物(白玉粉)
白玉粉はほぼ炭水化物でできています。
食物繊維は腸の調子を整える作用があります。
糖質は悪いイメージが先行するのですが、脳や身体のエネルギー源になる重要な栄養素です。
食べなければ元気になれません。
取り過ぎには要注意ですが、捕食としては必要な栄養素です。
レシピ
《用意するもの》
・白玉粉 100g
・水 90 ml
・氷を張った水 適量
・きな粉 お好みの量
(調理器具)
・ボウル
・鍋
・穴杓子
・まな板
・濡れ布巾
《作り方》
①ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えながらこねる
耳たぶくらいの柔らかさを目安に水分量を調整します。
②まな板の上に出して棒状にした後、ひと口大にちぎって丸める。
子どもと食べるので小さめにします。
③鍋に水を入れて沸騰させたら一旦火を止め、鍋を濡れ布巾の上などに置く
④ ②を鍋の中に入れる
⑤再び火にかけて、白玉が浮いてきたら穴杓子ですくって氷を張った水に入れる

⑥冷えたらお皿に盛り付け、きな粉をかける

おしまい!
子どもと一緒にする時のポイント
大人でも火にかけたまま作業をすると、なんとなく焦ってしまうものです。
白玉粉を鍋に入れる作業では、一旦コンロから外して
濡れ布巾や鍋敷きなどの上でゆっくりと入れる様にします。
ただ、熱湯は火傷をするものだという説明は必須です。
大人用のレシピであれば、きな粉と砂糖を同量混ぜるのが一般的です。
幼児期には甘すぎると感じることがあります。
白玉粉には糖質が入っていてほんのり甘いので、幼児期は砂糖無しでも美味しく食べられます。

幼児期後期くらいになると甘さが足りないと感じるかもしれません。
砂糖を足す時は少量ずつにしましょう。
子どもが出来ること
手先を使う細かい作業が出来る
こねる・ちぎる・丸めるは子どもにも取り組みやすい工程です。
かつ手先を動かし続ける作業です。
手先を動かすと脳の活性化にも繋がります。
幼児期の欲求である“身体を動かしたい”“五感をフルに使いたい”が叶います。
幼児期の欲求に関しては表にしたものがあるので参考にして下さい。
9月はお月見。ぜひお月様を見ながら子どもと一緒に作ったお団子を食べて夏の終わりを感じてくださいね!
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