初めての台所育児にはサラダ作りがおすすめと以前にお伝えしました。
その記事はこちら

台所育児を続けていけそう、子どもが料理に興味を示してくれた、という方は
ぜひ今回の記事を見ていただきたいです。
始める前にしっかりと準備をしておく必要があります。
誰でも成功体験を重ねることで、面白いと感じたり、次へのやる気が生まれたりします。
失敗も大事な体験。
でも失敗を繰り返してばかりだと、ただのストレスになります。
不要なストレスを抱えることなく台所育児をする為には、事前準備は欠かせません。
準備とは
台所の準備と
お母さんがどんな風に取り組むかの準備です。
今回は台所の準備についてお伝えしていきます。
調理器具のサイズを子ども用にする
家にある調理器具を見てみて下さい。
フライパン、菜箸、お玉など、子ども目線で考えると大きいですよね。
大きさが合ってない物を使うと、とても使いにくく感じます。
そして握力が大人より弱い子どもが、持ちにくい器具を扱うと
落としてしまう等、危険も伴います。
フライパンは小さめの物や玉子焼き器を代用する等にしましょう。
でも本物を使う
かと言っておままごとで使う様なおもちゃを代用するのは、避けた方が良いです。
分かりやすい例では「包丁」
(このブログではまだあまり登場しませんが、今後必ず出てくるアイテムです。)
危ないからという理由でプラスチック製の切れない包丁を使ってしまうと
かえって危険です。
・切りにくいので、切る時により力を入れてしまう
・慣れてしまうと、包丁=危険という認識が薄れてしまう
最初から本物を使う様にしましょう。
包丁の取り扱いについてはかなり大切なことなので、別の機会に詳しく記事にしたいと思っています。
追記:包丁についての記事をアップしました。
台所内と食卓までの動線を整える
調理する工程によって、事前に動きやすい様に工夫する必要があります。
例えば、先出のサラダ作り。
レタスを洗ってちぎる工程では、洗った後に入れるボウルはすぐ横に準備します。
トマトのヘタを取る工程では、ヘタを取ったらすぐに捨てられる場所に
ゴミ袋を置いておきます。
といった具合いです。
この時に必ず子ども目線で考えて下さい。
大人にとっては大きな動きではなくても、子どもにとっては台所内を無駄にウロウロする結果となってしまいます。
台所育児では、出来上がった料理を食卓へ運ぶまでが大切な工程と考えます。
台所から食卓までにおもちゃが転がっている等、気が散る要素がないよう
その動線には何も置かない様にした方が良いです。
物の置き場所を決める
使った後にどこに片づけるのか、はルール化しておいた方が良いです。
整然とした台所で料理をした方が落ち着いた状態でいられるので
不要な失敗やケガを防ぐことにつながります。
台所に限らず、お部屋もそんな状態でありたいものですが…なかなか。
調理器具や調味料は取り出しやすい場所に収納してあると
子ども自身で元の場所に戻しやすいです。
キッチンの構造上、高いところに物を置かなければならない場合は
子ども用の踏み台を準備して届くようにしたり
台所内によく使う物をまとめて置くスペースを設けるなどすると良いです。
エプロンで気分をあげる
自分で身に着けられる様なタイプのエプロンが良いです。
子どもが取り出しやすい場所に収納します。
「さぁ、一緒にお料理をしよう!」となった時に
まずエプロンをつけるという習慣をつけることで、
遊びと料理の区切りをつけられるようになります。
終わった時も同じ。
エプロンを外したら終わりという認識を持たせます。
習慣化すると、エプロンをつけている間はお料理の時間だと理解し
調理に集中しやすくなります。
ちなみに私は親子でおそろいのエプロンで気分をあげています。
カップボードにフックをつけて、そこに掛けて収納いています。
新たに準備が必要と思われる物はこのくらいだと思います。
慣れてきて上達してくると、作れるメニューの内容も変化していきます。
次の段階へいく時は、それに合った準備が必要になります。
それはまた別の記事にする予定です。
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