【台所育児】包丁の話~前編~何歳から使える?

食育

子どもと一緒に台所に立つことに慣れてきたら、次のステップへ進む頃です。

 

今回は重要ポイントの多い包丁の取り扱いについてお話したいと思います。

長くなってしまうので、前編後編に分けています。

 

どちらも包丁を使い始める前に一読いただきたいです。

  

包丁は何歳から使えるのか

台所育児の始め時は“何歳からでも良い”とお伝えしましたが

包丁は何歳からでも良いわけではありません。

むしろ早めに使おうとする必要はありません。

 

目安年齢としては3歳を過ぎてからです。

ただ3歳を過ぎたら必ず使える、ではないです。

成長の目安としては刃物に対する理解がしっかり出来てからです。

 

最初は“切る”ことを学ぶ

いきなり包丁を使うのではなく、まずは“切る”ことを学びます。

方法はいくつかあります。 

 

・手で“切る”ことを知る

レタスや海苔、こんにゃく等を手で切って小さくなる体験をします。

切るとどうなるかという目標をイメージしやすくする為です。

  

・キッチンバサミを使う

同じ“切る”でも、ハサミだと包丁よりハードルが下がります。

お肉や油揚げを切ってみると良いと思います。

 

ついでにハサミの使い方も覚えられて一石二鳥です。

 

・ステーキナイフを使う

包丁に一番近い“切る”を体験できます。

ここで包丁の取り扱い注意点を教えます

教え方やポイントは後編でお伝えします。

  

切る食材を選ぶ

・やわらかい食材を選ぶ

固い食材は力を入れなくてはならないので、やわらかい食材で挑戦します。

バナナは一番切りやすいです。

豆腐、キュウリも比較的切りやすいですね。

  

・大きい食材を選ぶ

包丁を持つのとは逆の手でしっかり食材を押さえなければ、怪我の元になってしまいます。

 

子どもの手でもしっかり押さえられる大きさの食材を選びます。

 

・滑らない食材を選ぶ

山芋などのツルンと滑る食材は、最初に挑戦する時には向かない食材です。

もちろん押さえの手はしているのですが

その力が弱くても滑らない様な食材を選ぶ必要があります。


初めての包丁への道標が出来ました。

 

次回は初めての包丁の選び方、具体的に使う時の教え方やポイントをお伝えします。

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