まず食育とは…
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。
農林水産省〜ホームページより
健全な食生活を実現する為に正しい食習慣をつけることが重要とされています。
国から推奨されている取り組みです。
広い意味では食育は生きることを学ぶ教育です。
大人になってから食習慣を変えることはとても難しいことです。幼児期のうちに食育をすることがポイントです。
仕事をしているママも食育をしたい!
けど、忙しくてそれどころじゃない!
という働きママ、ワーママさんもいると思います。
今回はそんなワーママさんからのお悩み相談です。
食育の敷居は決して高くありません。
ちょっとした工夫で忙しいワーママでも充分に出来るコツをお伝えします。

私もワーママ。
最初は完璧な食育を目指していましたが、食が苦痛になって逆効果。
そこでワーママでも出来る範囲の食育に取り組んでいます。
今は子どもも私も“食が楽しい”と感じてます。
参考になると嬉しいです。
✔︎食育ってそもそも何?な人
✔︎食が大切は分かるけど
働きながらなんて無理!と思う人
✔︎食が大切は分かるけど
忙しくてイライラして食育を断念した人
偏食な子どもに食育したいけど、時間がない
お悩みはこちら。

たくさん食べて欲しくて頑張って作るけど、正直働きながら毎日お夕飯の手作りは大変。
しかも子どもは食べてくれない。
私もイライラしちゃって「ちゃんと食べなさい!」と言うことも増えました。このままだと食事の時間が楽しくないし、食育をしたいけどそんな余裕ないし…。
食育って野菜を育てたり、手の込んだ献立にしたり、いろいろ手間がかかりそう。
忙しくてできる気がしない…。

働きながら家事も育児も…大変ですよね。
食育は時間をかけてやれば良いというものではありません。
基本は“食は楽しいこと”と認識づける教育を意識しましょう。
解決策① 栄養バランスは1週間単位で考える
体重の増加について
乳児の頃は1ヶ月に1kg程のペースで増えるので、幼児期になりその勢いが落ち着くことを不安に思うパパママもいます。
幼児期には乳児期より体を動かす様になりますし、急激な増加は無くても問題ありません。
栄養バランスについて
小食や偏食による栄養バランスは、1食や1日単位で考えることが難しい時は1週間単位で見てみます。
子どもが食べたくないと言ったら、半量くらいで残したりしても「まぁまた明日食べるでしょう」と一旦は楽観的に受け止めます。
昨日は全体的にお野菜が少なかったなと思ったら今日は野菜スープ等で補う等します。
1週間単位でバランスを考えると良いです。
ただし、成長曲線を大幅に逸脱していたり、何日も食欲が無いなどの場合は気にしないといけません。
子どもの様子をよく観察することが大切です。
解決策② なるべく一品に栄養を詰め込む
栄養バランスの考え方から一汁三菜(ごはん・汁物・おかず3種)が良いとされています。
作り置きや時短レシピ等の工夫で一汁三菜ができる場合はそれがベストです。
でも働きながら品数も豊富に作ることは至難の業。
まずは品数を減らす代わりに一品になるべく栄養が入る様にします。
サバや根菜を入れた炊き込みご飯にしたり、お味噌汁を具だくさんにするだけでも栄養価が高くなります。
具だくさんお味噌汁といえば、野菜の重ね煮が重宝します。
栄養詰め込み料理に役立ちますので、ぜひご参照下さい。
全体の栄養バランスをみればOK
仕事が休みの日は一汁三菜の和食を作る!
と決めるのもアリ
解決策③ 食に関する絵本の読み聞かせをする
忙しいパパママは食育のためにわざわざ時間をかけるというのは難しく感じるかもしれません。
ですが、絵本の読み聞かせであれば寝る前の10分くらいで出来るので手軽に取り組める食育です。
ぜひ、こちらをご覧下さい。
まとめ
今回は小食や偏食に悩むワーママさんからの食育に関する悩みでした。
教科書通りに全てを完璧にしようとすると大変です。また完璧にすることに尽力し過ぎると、ママにとっても子どもにとっても食が苦痛になってしまいます。
ポイントをおさえて食育に取り組み、家族で楽しい食卓を囲める様になることが最優先です。
✔︎栄養詰め込み一品料理レシピを活用
✔︎絵本育児をやってみる
✔︎楽しい食卓を目指す
コメント